Joshua's English Lesson by Glocal Life Hakodate

函館市内近郊で英会話レッスンを運営。講師は生まれも育ちも函館。NZへ語学留学2年。札幌の専門学校で英語の専攻。【問合せ】glocal.life.hakodate@gmail.com【最新情報】SNSをご覧ください。【カテゴリー】受講料などは「当教室について」をご覧ください。

【持病×留学】甲状腺疾患で渡航先クリニックに行ってみた

皆さん、こんにちは!

函館市内で英会話事業を行っているジョシュアです。

公共施設などの貸会議室などで、英会話の個人レッスン・グループレッスンを行っています。また、毎週木曜日と金曜日に、英会話サークル「First Penguin」を主宰。「楽しく英語でおしゃべり」をモットーに、函館市本町で活動中です。英会話を楽しみたい方、是非、お問合せ下さい。

 

 さて、久しぶりのブログ投稿となりましたが、今回のテーマは「持病×留学」です。

 2007年夏にニュージーランドから帰国時に「またニュージーランドへ再渡航する」という目標をたてました。しかし、2009年から札幌の専門学校に入学をしましたが、在学中、甲状腺疾患である「バセドウ病」を患ってしまいました。当時、寛解するまで個人差があったりするため、再渡航の夢が遠のいてしまった感覚に陥りましたが、休学し治療に専念、復学したものの、寛解しても再発してしまうと、また服用する薬を調整しなくてはならず、卒業前にアイソトープ治療をしました。この治療は、軽い「甲状腺機能低下症」を目指し、低下症になった場合、ホルモン剤の調整のみなので、気持ちの余裕ができる利点があります。※結構大まかに言っています。治療されている場合、主治医と相談してください。

 

 20代前半で、「甲状腺機能亢進症」を発症し、「甲状腺機能低下症」になり、20代後半では、甲状腺疾患のお陰で自分の体の声を聞きながらワーホリ資金を稼ぎました。ワーキングホリデーには「30歳まで」という年齢制限があります。アイソトープ治療で、甲状腺ホルモンが分泌されないため、気分が落ち込む期間がありましたが、主治医の下、甲状腺ホルモン剤の量が決まってくると、平常通りになり、「ギリホリ」(年齢ギリギリのワーホリ)へとたどり着くことができました。

 

渡航先の医療保険

 持病有り無しに関わらず、渡航時に考える必要があるのが、医療保険。ビザ申請時に海外旅行保険に加入が必須の国もあれば、なくとも申請ができる国もあります。また、申請が必要でなくとも、念のため加入する方も多いと思います。その際、持病も保険の範囲内にあるかなどの確認が必要です。

 因みに、ニュージーランド渡航した当時(2017年)、僕の場合、保険料をできるだけ抑えたく、日本では保険に入らず渡航しました。持病まで補償する保険がなく、かつ、通常の海外旅行保険は、現地の保険会社の方が料金を抑えられたからです。

 

【病歴や薬などの英語を調べよう】

 渡航前最後の診察で、海外にいくため、最大限可能なだけ処方してもらいました(もちろん、服用する量を守ることが前提です!)。日本で処方されたものを、主治医の指示通りに服用し、なくなる前に現地のクリニックに出向き、現地の医師に処方を依頼しました。もちろん、病歴や服用中の薬の名前、量などを英語で伝えなければなりません。まずは、病名や病歴、薬の名前などを英語で調べてみましょう。また、主治医に確認することをお勧めします。また、英会話に不安がある方は、日本の主治医に英文で書かれた紹介状を書いてもらうのも一つかと思います。

 

【実際に診察に行ってみた】

 渡航先の国によって、医療体制が異なっています。今回は、僕が実際に体験したニュージーランドでのお話です。ニュージーランドでは、市民権・永住権を持った人や、2年以上居住する就労ビザ保持者が、クリニックのGP(General Practitioner)という一般医に登録し、診察してもらい、必要に応じて専門医や総合病院を紹介されるシステムがあります。僕の場合は、1年間という滞在でしたので、GPを登録することができませんでしたが、診察・処方をしてもらいました。事前に、渡航先の医療体制など、お調べになられることをお勧めします。

 

受付

 短期滞在でGPがないこと、服用中の薬を処方してほしいこと、医療費を支払えること、必要があれば日本から持参した英文紹介状を渡し、伝えます。日本でも言えることですが、予約患者や病状によって待たされることを知らされます。待っている間、病歴や薬の名前がちゃんと言えるか、脳内で復習の時間です。

問診

 看護師が問診してくれます。基本的に、フレンドリーで、緊張せずに会話をすることができました。この際、「〇〇という薬が欲しくて来ました。」と伝えときます。薬の名前など発音が難しいものがたくさんあるので、薬の名前や量を書いたメモを見せるのも一つです。一通り、終わったらまた呼ばれるまで待合室で待機です。

診察

 実際に医師と会います。確認のため、「服用してどのくらい?」「調子が悪くなったことがある?」などの質問をされます。また、問診と同じように、薬の名前と量を伝えます。問題がなければ、処方箋を書いてくれます。

支払・処方箋受け取り・隣接の薬局で調合

 あとは、診察料を支払い、処方箋を受け取り、薬局で薬を調合してもらうだけです。

 

【医療費について】

 医療費はもちろん、保険がないため、全額の支払いです。どれくらいの医療費がかかるかは、滞在先の国や医療機関で変わってくるでしょう。以下は僕の場合です。

 

クリニックでの支払い NZ$130前後

薬局での支払い NZ$60前後

合計:NZ$190前後

(日本円換算で、約15,000円)

 

【留学中に国保を納めている方】

 短期留学などで、国保などを納めている方で、滞在先の医療機関を受診された方には朗報です。「海外療養費制度」というものがあります。日本国内で認められている治療を、渡航先で受けた場合、帰国後、申請することで一部治療費の払い戻しができる制度です。思わぬ怪我や風邪などで、渡航先で受診した場合は、診療明細などを保管していると良いでしょう。詳しくは、各市町村のHPなどをご確認ください。

(参照ページ:全国健康保険協会

 

 

 因みに、先ほども書いたように、問診や診察、処方箋などの、基本的な医療費です。甲状腺疾患など、本来であれば医師が血液検査の数値を見ながら薬を処方します。血液検査が必要であれば、もっと治療費がかかります。現在、治療中の方で主治医の了承が得られなかったり、不安がある方は、まずは焦らずに治療に専念してください。

 

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