Joshua's English Lesson by Glocal Life Hakodate

函館市内近郊で英会話レッスンを運営。講師は生まれも育ちも函館。NZへ語学留学2年。札幌の専門学校で英語の専攻。【問合せ】glocal.life.hakodate@gmail.com【最新情報】SNSをご覧ください。【カテゴリー】受講料などは「当教室について」をご覧ください。

【実践的な英語学習】毎日音読して瞬発力アップ!!

Hello everyone!

It's Joshua!

皆さん、こんにちは!

函館市近郊で英会話講師をしているジョシュアです。

 

 今回は、英語学習を長年やっているのに、聞き取ることができない。実際の英会話の場面で、言いたいことが言えない、このような体験をしたことありませんか?

 Glocal Life Hakodateの英会話レッスン「Joshua’s English Lesson」では

  1. 英語を聞き取れるようになる
  2. 英語を瞬発的に話せるようになる

 を以下のポイントを基に音読を行い、生徒の皆さん一人ひとりが「実践的に話せる英会話」を目指しています。

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 瞬間的に聞き取ることができない。相手の英語を理解できても、瞬発的に応えられない。その理由は以下の通りです。 

 「英会話」は、言葉を発した瞬間には、残らないものであるため、目で確認することは至難の業。

 ⇒(スマホなど瞬時に文字化してくれるものを常時備えることができれば問題ないが)。

 また、相手が言ったことを理解できたとしても、瞬時に応答することも至難の業かもしれない。

 ⇒(スマホやメモパットを常備していたとしても、結局使わなくなってしまう)。

 

 実践的な英会話で、躓いたときに注目する3点がある。

①発音を理解しているか。

 ⇒イチから発音とスペルの関係性、その音からなる単語の意味を知る必要がある。

②発音ができているか。

 ⇒本来の音と自分の発音方法を一致させる

③瞬発力を鍛える。

 ⇒瞬発的に聞いたことを理解できない。瞬発的に文を組み立てられない。瞬発的に発音ができない。アウトプット数が増えると、組み立ても発音もスムーズにできる。

  この3点を認識し、次の順番で学習をする。

①+②=発音を学ぶ―フォニックス(発音記号と発音、そしてスペル)

②+③=音読+多読=多音読

 言語学習は、大きく分けて「単語・文法・発音」の3つである。その中でも、覚えるべき数は、「発音<文法<・・<<単語」である。この3つは、切り離して学ぶより並行して学ぶことが大事である。しかし、英語の発音は50ほどであるため、いっぺんに覚えられるものは短期集中的に覚え、新しい文法・単語を学びながら、復習をしていくことが大事である。

 

では、詳しく見ていきましょう。

発音できない英語は聞き取れない

/æ/ 例:hat

/ɑ/ 例:hot

/ʌ/ 例:hut

 それぞれ、発音が異なる。ネイティブや、学習者であっても上達してくると、単語や文章を聞こえた瞬間、どのように発音されているか、脳内で聞き分けを始める。どの言語話者も、聞こえてきた言語を、瞬時に自身の経験から、知っている音か知らない音かを聞き分け、瞬時に脳内でその意味のイメージをする。この、自身の経験を基に知っている音かというのは、「聞いたことがある」というものではなく、どのような発音法(知識)で、自身で実践的に発音ができるかが、「知っている音」です。

 

「知っている音か」、を聞き分けるとは

【口の形、息の流れなどの組み合わせを瞬時に聞き分けられる】

  ⇒自分でも、聞いた音を同じように瞬時に発音できるスキルがある。

 1つ1つの音を発音できるようになると、その発音を聞いた瞬間、自分でも「その発音の口になる」。

  • /æ/ = 口は横に広げ、舌の位置は日本語の「エ」と似ていて、息は平たくしたホースから流れるイメージ。
  • /ɑ/ = 口を大きく開け、日本語の「ア」と「オ」の中間で、息が太いホースから一定で多くの量が流れるイメージ。
  • /ʌ/ = 口をリラックスさせて開き、ふと何かを思い出した時の「ア」。息は、湯船に浸かる時に出るイメージ。

 これら全ての違いが分からないと、脳内では、日本語の「ア」に置き換えられる。つまり、英語として理解できていない。

 

リエゾン(リンキング、脱落、同化)の知識がある】

 1つ1つの発音ができたとしても、単語・熟語、句・節、文と、音が増えると、音の並びや、発音のしやすさで変化が起きる。例えば、“Check it out”。子音で終わる単語の直後に母音で始まる単語が重なり、滑らかに下を動かすため、変化するものがある。

Check it out.

/tʃek/ /ɪt/ /aʊt/

/tʃe taʊt/

/tʃe laʊ(t)/

 Check itの/k/と/ɪ/が繋がり、it outの/t/と/aut/が繋がり、/tʃekɪtaʊt/になるが、音に挟まれ、母音が続く場合、/t/は/l/に変化し、最後に子音は、鳴りづらい。その為、欠落しているように聞こえる。(個人差はあるが、舌を“t”の位置に置く人もいる。直後に、filler wordを入れることで、“t”の音(場合によって"l"の音)が混じる場合もある。

 このように、単語と単語のつながりで、音が変化する知識があり、その知識を基に音の変化を実践できているかが大事である。

【英語特有の強弱(リズム)】

 音程の高低差でアクセントをつける日本語であるが、英語は、音の強弱でアクセントつける。また、同じくらいの文字や素数の数の1文であっても、リズムや発音される長さも全く異なることが多くある。

五感で英語を学ぶ

 全く馴染みのない英語がどのように発音されているか知り、実際に発音できることで、相手が発する際に、どのような発音がなされたか、「五感」=自身の経験を頼りに、理解することができ、相手の意図までたどり着くことができる。

「音読のススメ」

 英会話の機会があって、言葉が出てこない、または聞き取ってもらえない。しかし、単語や文章を書いてもらうと理解できる。また、話すことができないが、書くことで理解してもらえる。

声に出す練習が極端に少ないから、瞬時に相手の英語を理解し、瞬時に自分が伝えたいことを発せられない。

 文字を見れば理解できるが、音で理解できない、このギャップを埋めるために、英語を読むときは黙読ではなく、音読をすることを推奨する。

「音読方法」

 上段で、英語を読むときは音読を推奨したが、音読と言っても、単純に音読をすれば良いかというと、そうでもない。書かれている文字を、正しい発音で、意図に合ったイントネーションを意識して、音読することが大事である。

 慣れ親しんでいる日本語を音読する際、特に発音やイントネーションに注意をしなくても、自然な発音とイントネーションで読むことが可能である。

 

 では、英語を正しく自然に発音しながら音読をするステップは次の通りです。

 

  • 日本語にない英語の発音を知る
  • アクセントをつける
  • 音声変化をさせる
  • 強弱
  • 抑揚をつける

 

joshua-english-lesson.hatenablog.com

 日本語にない英語の発音(発音記号と共に)

 英語には、日本語にはない発音が多くある。日本語の母音は「あ・い・う・え・お」の5つに対し、英語の母音は24あると言われている。子音は、日本語では16、英語は24である。言語学・音声学では、すべての言語の発音に発音記号が割り当てられている。英語の発音に充てられている発音記号と共に、実際の発音を覚えてしまえば、電子辞書やオンライン上にある発音サンプルを再生させられなくとも、発音ができるようになる。

アクセントをつける

 発音記号が読めるようになると、辞書や単語帳に書かれている文字を音へ変換することができる。発音記号には、アクセント(`)が書かれている。アクセントが書かれている音を強く、書かれていない音は弱く読む。せっかく正しい発音ができていたとしても、アクセントが違うと、上手く伝わることができない。

 日本語でも、「箸」「橋」「端」など、アクセントが違う。会話や文章の文脈で理解できるが、聞き手は無意識に(アクセントが違うな)と思ってしまい、内容に集中できない場合もある。 

音声変化をさせる

 一つひとつの正しい音が発音でき、アクセントを理解したら次のステップです。単語・熟語などで、音声変化に注意しながら音読を進めて行く。まずは、長い1文ではなく、熟語や慣用句などの語句で覚えると良い。意味のある単語の塊ごとに、強弱・イントネーション・息継ぎがなされる場合が多い。もちろん、長い1文を一気に言う場合、すべてが繋がって聞こえる場合があるが、アクセントや強弱、イントネーションで、繋がらない場合がある。意味のある単語の塊(熟語・慣用句など)ごとに、舌が回るように練習すると良い。

 

強弱・抑揚をつける

 日本語でも強弱や抑揚がつくが、何故だろうか。それは、伝えたい意図を明確にするためである。

 例えば、「私は、北海道出身です。」という文章。強弱をつける場所を変えるだけで伝えたい意図が変わる。

 

【「私」は、北海道出身です。】

  =その場にいる人たち、もしくは話題に上がっている人たちの中で、話者に焦点が当たっている。

【私「は」、北海道出身です。】

  =他の人は北海道出身ではないが、話者その人「が」北海道出身だと強調。

【私は、「北海道」出身です。】

  =話者の出身地が、他都府県ではなく、北海道だと強調。

【私は、北海道「出身」です。】

=他地域に住んだことがあるかもしれないが、北海道が故郷だと強調。

 このように、同じ文章でも強調する単語によって、伝えたい意図が変わってくる。声に出すことに慣れてくると、強調したいところが自然と強く発することができるだろう。また、肯定文であるが、文末のイントネーションを上げることで、疑問の意図になる。正しい強弱・イントネーションで、伝えたいことを正しく伝えることができる。

 最初の内は、音源があるテキストをマネするところから始めると良い。また、実際に練習する際、自身の鼻腔や口腔から共鳴音で聞こえるため、他の人に伝わり方が違う。発音練習をする際、スマホやレコーダーなどを利用し、より正確な発音ができているか、確認しながら、口の開け方、息の通し方を覚えることが近道である。

 

【英会話レッスン受講生募集中】

 書店にはたくさんの教材があふれていて、どの教材がご自身に合っているわからない。動画投稿サイトで発音を勉強しているが、自分の発音があっているかわからない。どうやっても上手くいかない。等々、独学では壁にあたりやすいです。

 Glocal Life Hakodateでは、英語の敷居を低くするために、お手頃な受講料で英会話レッスンを提供しています。月謝ではなく、1回分や回数券などで受講料をいただいています。詳細は、以下の記事をご参照ください。 

joshua-english-lesson.hatenablog.com

 

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