Hello everyone!
函館で英会話教室を運営しているGlocal Life Hakodate代表のジョシュアです。
今回は、オススメ教材シリーズ第2弾!!
「単語帳」と言えば書店に行くとかなりの数の本が出版されていますが、どの本が自分に合っているかわからないですよね。そこで、Glocal Life Hakodateがおススメする単語帳を3つご紹介します。
Glocal Life Hakodateが運営する教室は、主に「話せる英語」をモットーにしているので、「会話」のための学習に焦点を当てています。
ただ、レベルや目的によってお勧めの教材は異なるので、それを踏まえてご紹介する予定です。
その前に・・・。
日常会話に必要な語彙数は、3000語~5000語だと言われています。日常会話をスムーズにできるのは、5000語、6000語では日常会話に困ることはないでしょう。ただ、日常会話を目標にされているのであれば、まず最低2000語は、欲しいところです。
では、最低2000語を目標にするために基本的な語彙力を上げるための指標をご紹介したいと思います。
文科省の2019年度までの学習指導要領では、中学英語では、1200語程度、高校では。1800語程度の習得目標でした。(2020年度からは小学英語の必修化で、小学校:700語程度、中学:1600~1800語程度、高校1800~2500語程度とされているようです。ベネッセのHPより)。平成時代までに学生だった皆さんは、高校英語が一つの目標になるでしょう。ということで、まず、中学英語の単語からスタートしていきましょう。
前置きが長くなりましたが、オススメ教材1つ目です。
① "Basic 2400" / Z会 (Daily1500、Core1900)
中学英語の復習~高校初級程度の教科書レベル。
身の回りの英語等が収録されています。
1900の単語と500の熟語を、「自分」「家族・家庭」「日常生活」「旅行」「学校・教材」「ストーリ(物語)」のテーマ別で分かれています。
【本書の特徴】
- 英語力の基盤とも言える中学~高等初級程度の教科書レベルの単語・熟語・表現を総復習することができます。また、ネイティブなら子どもでも知っている生活基本語彙も同時に身に付きます。
- 英文テーマは、会話、日記、手紙、レシピなど、バリエーション豊富で、楽しみながら学習を進めることができます。
- 本書1冊で単語力・熟語力に加え、速読力、リスニング力、そして背景知識―この5つの成果が自然に身に付きます。
Basic2400をマスターすると、不便はするかもしれないけど、必要最低限のコミュニケーションはとれるようになります。ある程度覚えたら、より良いコミュニケーションを目指すのであれば、Daily1500、Core1900に進むといいでしょう。

速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3 (速読速聴・英単語シリーズ)
- 作者:松本 茂,Gail K. Oura,Robert L. Gaynor
- 発売日: 2015/03/07
- メディア: 単行本
② Duo 3.0
見出し英文:560
見出し語:2569、派生語・関連語が2214語、同意語・反意語が3083語
総掲載語:7860語
この1冊で、中学英語~日常的なコミュニケーションに必要な英単語を習得できる。基礎用CDと復習用CDが別売りで発売されている。別売りのCDを買わない代わりに、発音記号が掲載されているので、発音記号を読むことができれば、問題なし。
そして、本書に書かれている記号・略号を頭に入れて進めるとよし。
例)名詞、動詞、形容詞などの品詞や、名詞は可算なのか、不可算なのか、動詞が自動詞なのか、他動詞なのかetc…。いわゆる文法と密接なものです。
総掲載語が8000語近いので、この1冊を覚えてしまえば、「日常英会話」に不便は感じないでしょう。
③ Distinctionシリーズ
YouTubeの英語学習系チャンネルのAtsueigoのAtsuさんの著書。
Atsuさんが自主出版されているDistinction 1・2と、KADOKAWAから出版されているDistinction 2000があります。
1・2は、「日本で英語を勉強してもなかなか出会う機会が少ないけど、ネイティブが毎日使っている単語や表現」が満載。1・2共に、各400語が掲載されているが、見出し語に対する同義語を掲載されており、例文も実用的なものが多いので400以上の習得ができる。
また、D2000は、「アカデミックとプラクティカルを最高のバランスで」と謡われている通り、実用的な英語から受験英語まで掲載されています。大学受験や専門的な英語だけではなく、日常会話やビジネスでも使える受験の先の語彙力を築くためを目的とした本書。
詳しくは、ご本人が発信されているAtsueigo.comやAtsueigo - YouTubeをご覧になった方が、一番分かりやすいかと思います。1・2と2000の違いなども、動画でも出しています。
一概には言えませんが、中学英語では物足りないなっていうレベルに達している方で、実践的な英語を習得したいと思っている方はDistinctionシリーズを進めるのがおススメです。
以上、実践的を目指す英会話教室Glocal Life Hakodateが薦める教材、単語帳編でした。
次回は、「オススメ教材③発音編」をお伝えします!